白 板 鉱 山

水晶と共生する方鉛鉱の自形結晶標本を初めて見たとき、いつかは自分で採集したい!と思ってました。ついに実現しました。さらには、閃亜鉛鉱の巨晶?も採集!二次鉱物もいろいろありますが同定できないものもあり、一部を紹介します(分析は未了です、あくまで肉眼鑑定)。産地を案内していただいたH氏、同行いただいたM氏に深く感謝します。

閃亜鉛鉱
閃亜鉛鉱(鼈甲亜鉛)の自形結晶、最長部で約9cmあります。画像右奥上部は方鉛鉱でベースとなってます。間の白い縦脈は重晶石。
(画像幅150mm)

方鉛鉱
水晶脈の空隙に明瞭な方鉛鉱の自形結晶が見られます。但し、表面は硫酸鉛鉱となりグズグズです、劈開面は新鮮な金属光沢が見られます。
(画像幅60mm)

黄銅鉱
水晶や方鉛鉱、重晶石と共生し自形結晶が見られます。
(画像幅70mm)

サーピエリ石
水晶脈の空隙に見られた結晶、薄板状結晶が放射状に集合しており大変きれいなもので感激しました!
(画像幅2.5mm)

ラング石?
透明感がある薄青色の結晶です。縦に条線のようなものが認められる短柱状?結晶、もしかすると胆礬かもしれません。量が多ければ水に溶けるか試せるのですが・・・。
(画像幅2.5mm)

レッドヒル石
中央に見えるやや白濁した六角板状の結晶が本鉱です。微細ですが沢山付いています。上のサーピエリ石と共存。
(画像幅1.5mm)

青鉛鉱
大変小さなものですが柱状結晶が綺麗だったので・・・、ご参考まで。
(画像幅1.5mm)

白鉛鉱
方鉛鉱の隙間にあった透明な薄板状結晶。途中から枝分かれしており双晶ではないかと思われる。希塩酸でゆっくり発泡し白濁します。
(画像幅2.5mm)

緑鉛鉱
方鉛鉱の表面に画像のような結晶が沢山みられましたが、表面を何かに覆われており綺麗なものではありません。
(画像幅2.5mm)

鉛鉄明礬石
ビーバー石かもしれません。方鉛鉱上にある薄茶色の土状(粉状)のものです。
(画像幅14mm)

水晶
方鉛鉱の隙間に合った鎧水晶。一見、双晶かと思いましたが・・・。
(画像幅2.5mm)

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